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コメダ珈琲店の謎のロゴの正体は?

飲食店ロゴの話題です。
名古屋発祥の喫茶店チェーンと言えば、ここが代表格ですよね。

創業40年以上の歴史を持つ、コメダ珈琲店です。東海圏より外でのチェーン展開が行われ始めたのは、およそ十年前のこと。
現在では、その店舗数は400店以上にも上るそうです。

さて、そんなコメダ珈琲店のロゴ。
書道家であり日展評議員の樽本樹邨氏(コメダ珈琲店創業者は、樽本氏の教え子という関係なのです)が描いたロゴタイプも素敵ですが、その横に配置された独特のマークも気になるところ。

このマークには、コーヒーを持った一人のおじさんが描かれていますよね。
これは、「中世のヨーロッパ紳士がコーヒーを飲んでいる姿」をデザインしたものなのだそうですよ。

実はこのロゴマーク、30年以上前にコメダ珈琲店の常連だったデザイン専攻の学生によってデザインされました。
「勉強のために何かしらのデザインを作らせてくれ」と頼み込んだというエピソードが残っています。

ちなみに、コメダ珈琲店の「コメダ」という名前。実は、創業者の実家が米屋だったことに由来しているのだとか。
それなのに、コメダ珈琲店のメニューの中にはご飯モノが無かったりします。
何だか面白い話ですね。